~ベトナムでの6次産業化を目指して~
~ We are aiming to achieve the senary industry the Viet Nam ~
ベトナム工場 概要
会社名 | VIETNAM MISAKI CO.,LTD |
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所在地 | BAC KAN 省 南部工業団地 |
設立 | 2017年12月 |
工場敷地面積 | 14,000m² 塩蔵タンク 1,200MT+1400MT |
加工工場 | 2,000m² HACCP(ハサップ) 取得 |
主な事業内容 | 梅干、生姜・らっきょう生産、販売 竹の子、高菜、販売(予定) |
バックカン省( Tinh Bac Kan )の環境と設立経緯
バックカン省はハノイから北に180km(車で約2時間)山々に囲まれており農業が盛んな省であり、工場の周りには梅、生姜の産地があり、栽培管理も行っております。
また、バックカン省では外資企業は1社もなく、バックカン省政府の協力のもと、会社設立、原料確保、産地開拓、人材調達等優位に進めております。
栽培計画前には、契約農家の方を集め、コミニケーションや技術指導を行っております。
事業概要
ベトナム工場では、梅、生姜を栽培して現地工場にて加工し、日本へ塩蔵・調味にして輸出を行っております。
ベトナムの肥沃な土地と1年中温暖な気候と安価な労働力を活かし、日本人監修のもと安心安全な商品作りを徹底しております。
ベトナムの北部の人たちは、温帯性の気候の為か、勤勉で真面目で忍耐力もあり、チームワークを得意としております。
原料部門
原料である、梅、生姜の大半は地元バックカン省で収穫されます。梅は全体で1,000~2,000MT収穫され5年~10年の梅木が80%ですでに梅の栽培計画も進めており、数年後には倍の面積に拡大されます。
生姜についても、1,000MTの産地があり、果肉が白い、辛みの少ない生姜が特徴です。
工場(塩蔵)部門
収穫した梅や生姜を塩蔵するためのタンク
工場敷地内に
●塩漬タンク4m×4m×3.7m(深さ)
●約60MTタンク 20基
●約1,200MT貯蔵可能
2020年
●塩蔵タンク 3.5m×3.5m×3.5m(深さ)
●約 1400MT 増設
塩蔵された原料は加工されるまで工場管理のもと安全に保管することが可能です。
今後、収穫増に伴い、さらに外部にタンクを増設予定
工場部門
2019年には、敷地に2,000m²の調味工場も建設し現在の技術と品質管理の当社管理のもと、ベトナムでは初の調味漬完成品を加工しております。
製造ラインは主に2種類で
●梅干、生姜等、塩蔵原料等の非加熱製品ライン
●高菜、水煮竹の子、漬物等の加熱ライン を完備。
当初は年間30コンテナ製造を計画し、将来的には月間10コンテナ以上の生産を進めて参ります。
加工部門
加工部門(写真込)
HACCP
そもそもHACCP(ハサップ)とは?
2020年6月からHACCPによる衛生管理が義務化になり、ベトナム工場でもいち早く導入を決定しました。
導入により、安心・安全の食品の提供と従業員の品質に対するレベルアップを進めて参ります。
2020年6月からHACCPによる衛生管理が義務化になり、ベトナム工場でもいち早く導入を決定しました。
導入により、安心・安全の食品の提供と従業員の品質に対するレベルアップを進めて参ります。
工場事務所
工場敷地内にある事務所には、事務、総務、通訳をはじめ、工場の商品の品質管理の品質管理部、日本への輸出入を行う貿易部、新商品・新規格を立ちあげる商品開発部、産地の畑やあたらな商材産地をリサーチする農業・営業部の人間が常駐しております。
チャイナリスク
当社(株)トヨサキと致しましても、昨今のチャイナリスクを考え事前に中国以外の新興国に進出し、いままの栽培、製造技術を活かしチャイナ+1を進めました。
ベトナムは、人口は日本ぐらいですが平均年齢も若く、人件費は中国の1/3と安く魅力的です。
日本での関税も中国と比べ皆無に近く外資企業にはかなりの優遇があります。
今後の計画
【今後の商品開発】
塩蔵、味付高菜、らっきょう、竹の子類
水煮竹の子、メンマ(麻竹)の計画
一次加工食品
●工場インフラ設備の充実
●従業員の安心安全の商品作りの指導